購入したばかりですが、少しばかし内装などを外してみました。
外してみて、いい点と改善点が分かりました。
何故外したのか？
それは、スピーカーを取り付けるためです。iPhoneをナビとして使う際、スピーカーの存在は有難いです。
これは、ヘッドパッド、左右システムパッド、シールド、ディフレクターを外したところです。
Astro IQ
この中で最も取り外しに手こずったのはシールドです。シールドは、取り付けも勘に頼るところがあり簡単にできる作業ではありません。
これは、ヘッドパッドです。SHOEIのヘルメットは頭頂部のパッドがフローティング状態なので、ヘルメット装着後に手で動かすとヘルメットがぐいぐいズレますが、Araiのパッドはご覧のように頭頂部のパッド部分にズレを防止するための補強があるので、装着後にヘルメットのズレを低減させる効果があります。この点は優れています。Schuberth C3も頭頂部のパッドは帽体に固定されるためにズレることはありません。SHOEIの考えもあるのでしょうけれど、私はインナーがズレないよう工夫されているほうが良いと思っています。
インナーパッド
これは、シールド。シールドから空気を取り込むためのブローシャッターが付いています。このシャッターは2段階に開くことができ、取り込む空気の量を調整することができます。取り込まれた空気は目に直接当ることはなく、ヘルメット内部に流れを生じさせて通気性を保つ効果があります。雨は侵入するので、雨天時は閉じることとの注意があります。ブローシャッターの効果はグッドです。ただ、視界に入るのが気になる人はいるかも知れません。Schuberth C3のインナーシールドのラインと比較すると、私は全く気になりません。
シールドとブローシャッター
これは、インナーを外したところ。内部の発泡スチロール素材が出てきます。黒く塗装されています。SNELL規格をクリアした安心ヘルメット。
インナーを外したAstro IQ
これが、内装に取り付けるスピーカー、Sound Teck。音質は悪くありません。赤いコネクタのあるほうが右スピーカーで、左右スピーカーのケーブルがもう少し長ければ．．．と思いました。
Sound Teckヘルメット用スピーカー
これが、システムパッド。システムパッドのカバーをめくってスピーカーを配置した写真です。ケーブルが短かったので、カバーに穴をあけることになりました。
システムパッドにスピーカー
スピーカーを取り付けてからは走行していませんが、外部の音を遮断しないのでヘルメット越しに会話もできるでしょう。
内装の取り外しは、Schuberth C3と比較して楽です。C3はアゴ紐部分と、左右パッド部が手間です。
しかし、シールドはC3が圧倒的に簡単です。ただ、Araiのヘルメットは、シールドが無段階の開閉＋ロック＋デミストON（微開）ができるようになっていて、そのために着脱が手間なのかも知れません。C3は6段階＋ロックです。ただ、この段階は使い込むと段階が弱くなり、シールドを開いたままで首を縦に振る（ウンの動作）と閉じるようになってしまいます。イコール、シールド交換時期。
善し悪しありますね。
I'm lynsky. Live in Tokyo. Love rock, Apple and motorcycle. Have two children.
Feels Like Home 
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